群馬県高崎市へ突風で飛ばされたスレート屋根を見に行きました

はじめに、この度、熊本県を中心に九州地方を襲った大雨の影響で、被災された皆様、被害に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

先日の大雨・突風により、スレート屋根の一部が飛ばされてしまったとの問い合わせを受け、群馬県高崎市のお宅へ現場調査に行ってきました。築30年経つお宅で、これまでメンテナンスはしたことがないそうです。表面上こそ完全に塗膜が剥がれ白っぽくなってしまっていますが、スレート自体にヒビ割れや欠けなどはありませんでした。

ここが突風により落下してしまったそうです。幸いにも、落ちた屋根材はどこにも誰にもぶつからなかったそうで良かったです。このままでは中の防水シートの劣化を著しく早めてしまい雨漏りに繋がる恐れがあるので、簡易的な応急処置だけしておきました。今回は、この飛ばされてしまったスレートの修繕の他に、既存の屋根はそのままで新しい屋根材を上から被せるカバー工法と塗装の見積りも出すことになりました。

正直、塗装では限界があるほど劣化していたのでオススメはカバー工法ですが、今後を考えた時のニーズと予算次第では塗装で済ませておくのも一つの手ではあります。他にも、棟板金を固定している釘が全体的に浮いてしまっていましたが、焦るほどのレベルではなかったので、工事の際にメンテナンスしようと思います。

北面にはトップライトがありましたが、板金や鉛もそこまで状態は酷くなく雨漏りもしていないそうなので、30年間手をかけていない理由も何となく分かる気がしました。自然災害を機に、住まいのことを考える方は非常に多いです。定期的なメンテナンスを心掛け、何か起こる前にプロに見てもらい現状を把握しておくことも大事かと思います。お家のことで何かありましたら、群馬県藤岡市にあります(株)浦部住総まで気軽にお問い合わせください。