甘楽郡甘楽町で屋根の葺き替え工事
甘楽郡甘楽町で屋根の葺き替え工事の現場です。
葺き替えとは元々の屋根材と下葺き材と下地を撤去し新しい物に乗せ換える事を言います。
葺くという言葉だけを取ると覆うという意味になります。
それでは早速、施工手順のご紹介に移ります。
■屋根葺き替え工事
まず高所での作業もありますので、足場を組み安全性を確保します。それから仕事の効率アップにも繋がります。
次に屋根全体の既存瓦、桟木、ルーフィングを撤去し野地板だけの状態にします。(一枚目の写真になります)
築年数の古いお家なのでバラ板が使われていました。バラ板とは昔の野地板です。今ではほとんど見なくなりましたが完全に無くなった訳ではありません。
木材もドンドン進化しているのでだんだんと使用頻度が少なくなっていったイメージですね。
撤去を終えたら次の施工に入ります。
屋根本体の骨組みの垂木も生きてる状態なので今回はバラ板の上から新しい野地板を張っていき完成を目指します。(野地板寸法1820×910㎜厚12㎜)
屋根に限った話ではないですが下地はその後の施工に対してとても重要になってきます。
野地板は屋根で言うと下地になるので端から端まで隙間なく段差なく丁寧に張っていきます。(二枚目、三枚目の写真)
下地張りが終わったらその上にルーフィングと呼ばれる防水シートを張っていくのですが、野地板と比べると少し張り方に違う点があります。
野地板は一枚一枚くっ付けていたんですがルーフィングは一枚一枚を重ねて張ります。
使用前はロール状に巻かれていて一本一本が長い為、横方向は真物で届いちゃうんですが縦方向に関しては最低150㎜以上の重ねしろをとり棟部分に関しては二枚が交差するようにし更に上から一枚物を被せ三枚張りになるようにしていますが、正直ここまでやってる業者さんは少ないですし、ここまでやらなくても大丈夫と言えば大丈夫です。
もう一つ違う点を上げるとすれば野地板は垂木に対して釘で留めているんですがルーフィングはタッカーで留めます。
タッカーとは簡単に言うとデカいホチキスみたいな工具だと思って下さい。
今回はここまでで次回からはルーフィングの上にガルバリウム鋼板を張っていく工程になります。
甘楽郡甘楽町でリフォームをお考えの方は是非、(株)浦部住総までお電話下さい!