伊勢崎市で大棟・隅棟・鬼瓦・平行熨斗瓦の漆喰作業をしました
はじめに、この度、熊本県を中心に九州地方を襲った大雨の影響で、被災された皆様、被害に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
群馬県伊勢崎市の瓦屋根のお宅にて、大棟・隅棟・鬼瓦・平行熨斗瓦廻りの漆喰塗り直し作業を行いました。既存の漆喰が剥がれて奥が見えてしまってるから塗り直してほしいとのご依頼でした。
棟の積み直しや漆喰の詰め直しではなく、今回は塗り直しなので、表面の既存漆喰だけを剥がし、新しく黒色のなんばん漆喰を塗り直します。漆喰が塗られているところは全て行いましたが、大棟とは屋根のてっぺんにあたる一番高い所に積まれた棟のことで、そこから下に下ってる棟のことを隅棟と呼びます。
大棟や隅棟の一番端に普通の瓦とは少し形の違う大きな瓦が鬼瓦です。鬼瓦とは雨仕舞を兼ねた装飾瓦のことで、魔除けの意味を持つともされています。棟と鬼瓦の取り合いも漆喰を詰めておきました。
壁際に積まれているのが平行熨斗瓦と言います。平行熨斗瓦と平場の桟瓦の隙間にも漆喰が詰められているので、ここも塗り直しました。和形瓦屋根は、漆喰が綺麗になるだけで随分と見違えます。お家にとって美観は大事なことですから、漆喰が剥がれて気になってる方は株式会社浦部住総までお問い合わせください。
