藤岡市で雪害により鬼瓦が取れてしまった平屋の瓦屋根調査
はじめに、新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様および関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、最前線でご活躍されております医療従事者の方々に心から感謝申し上げます。一日も早く、皆様が日常を取り戻せますよう心からお祈り申し上げます。
群馬県藤岡市のお宅へ現場調査に伺いました。瓦屋根のお家で、以前の雪により鬼瓦が落っこちそうになってるとのご相談でした。会社から3分ほどだったため、何かあってはいけないのですぐに向かいました。
平屋で高さもそこまでなく、外周はブロック塀に囲まれていて、
中の銅線はしっかり繋がっていたので、ひとまず安心しました。鬼瓦というのは、写真のように中の銅線で棟と繋がっているので、銅線が切れない限り落っこちることはありません。ただ、このままでは危ないですし、雪の被害によりこうなったとのことなので、火災保険を使用しての修理となりました。火災保険は、名前の通り火災でしか使えないと思ってる方が今でも多いですが、今回のような雪であったり、風や雨、ヒョウなどの自然災害によるものなら適応されるものが多いので、雪に限らず自然災害で何らかの被害を受けてしまった方は、一度保険屋さんや専門の業者さんに問い合わせてみると良いと思います。
修理に関しては、平屋なので工事費用を抑えるために足場は組まず、鬼瓦から約1メートルほど隅棟を解体し銅線から引っ張り直し、再度棟を積み直すという形になります。1人でやって一日はかからない程度の工事なので、費用も比較的安くできると思います。