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全体的にサビが出てしまっています。
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きれいな仕上がりにとても満足していただけました。
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群馬県高崎市倉賀野町で屋根の葺き替え工事を行いましたのでご紹介します。工事のきっかけとしましてはお電話でのお問い合わせをいただきました。内容としましては屋根の表面にサビが出てしまっているとのことでした。さっそく現地へ伺わさせていただきました。
現地の状況は住宅街で足場を組むのは難しそうです。屋根の方へ上らさせていただきます。
既存の屋根は瓦棒葺きです。板金屋根ですね。一度塗装をしているとのことですが塗装の表面が剥げてきてしまっていてサビが出てしまっています。屋根勾配が緩いため既存の屋根材の上に野地板を張ってガルバリウム鋼板スタンビーか棒葺きのカバーかという所です。塗装だと屋根材の劣化状況からして少々厳しいですね。お見積りを作成させていただき野地板を張ってスタンビーでのご依頼をいただきました。
既存の屋根材の上から野地板を張ります。野地板は棒葺きのハゼ部分に75㎜のビスで固定します。ハゼの中には野縁が下地で入っているのでその下地に固定する感じですね。
下葺きです。下葺き材は日新工業のゴムアスファルトルーフィングカッパ23という製品を使用してタッカーでピン留めされています。
軒先とケラバに唐草水切り板金を取り付けします。
ガルバリウム鋼板材スタンビーの荷揚げ状況です。スタンビーはガルバリウム鋼板材の立葺きの屋根材です。
スタンビーの本葺きです。ハゼの内側に打ち付けサンバナを差し込み唐草板金につかみ込みます。
壁際はスタンビーを立ち上げし雨押え板金を取り付けしてからケラバの唐草板金を取り付けします。雨水が回りにくくなるように施工します。
こちらは平行部の雨押えです。ハゼ部にシーリングを入れ面戸を貼り付け防水処理をします。
雨押え板金の取り付けです。継ぎ目には内コーキングをして取り付けします。
通りも通っていてきれいに納まっていますね。
雨押えができたら上の屋根の唐草板金を取り付けします。壁から屋根までの距離が近いので先に唐草板金を取り付けしてしまうと雨押え板金の取り付けができません。
軒先とケラバの唐草板金は摺合せします。
大棟に換気棟を設置しますので既存の屋根材を開口し換気棟の下地をします。しっかり下地ができていないと雨漏れの原因になってしまいます。
棟包み板金の下地に貫板をビスで固定し換気棟の通気部の取付です。上から板金のカバーが被るので棟包み板金を中に入れて内コーキングをして上から板金を取り付けします。
棟包み板金をスクリュー釘で固定し葺き替え完了です。とてもきれいに仕上がりました。
工事のきっかけ
屋根の表面にサビが出てしまっているとの事でお問い合わせをいただきました。